紗季の素人でもわかる納骨日記

2017年05月23日

法律で定めれれているわけではない納骨の期限

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家族が亡くなり葬儀を済ませ、日にちがたつごとに区切りとなる法要を行う中で、納骨の日にちを考えなくてはならなくなってきます。納骨は法律的に期限が決まっているわけではありません。従って、初七日など日にちごとの法要とは異なり、スケジュールがあるということでもありません。

大切なのは遺族の気持ちです。家族が亡くなるという大きな悲しみの中にいます。ですから、その気持ちに区切りがつくまで遺骨を自宅に保管しておくことは何も問題はないと言われています。むしろしなくてはいけないといったプレッシャーで行い、後になって後悔することのほうがさらに悲しみを増す結果となる可能性もあります。

しかし、四十九日という忌明けをひとつの区切りとして行う人が多いのが現状でもあります。法事に人々が集まる機会に合わせるということも理由のひとつとなっているようです。また、それよりも長く、一周忌や三回忌に行うこともあります。

気持ちの区切りがついて納骨を行うときには、火葬の際に火葬場で渡される火葬許可書を墓地の保管者に提出しなくてはなりません。これは必ず必要なので、日にちをおいて行う際には特に紛失しないように気を付ける必要があるでしょう。